眼精疲労
眼精疲労の鍼灸施術
当院は日本において、眼科の鍼治療できる数少ない針灸治療院です。眼科の疾患の方々が来院されています。患者様の中には目の疲れ(疲れ目)・眼精疲労の鍼灸治療の方々も大勢います。当院は目の疲れ(疲れ目)に対する鍼灸治療に最も力を入れています。長い間大勢の方々の治療を行い、良い効果をあげております。頑固な目の疲れ(疲れ目)は専門病院や眼科にも治療をうけて効果がでない方も針灸治療で症状を改善されたり、完治したりすることも多いです。
軽い目の疲れ(疲れ目)なら、自分でマッサージしたり、体操したりして、またゆっくり休めば大体良くなりますが、疲れ目も度を越せば激痛となり、頭痛と相まって容易に治らなくなってしまうものです。自然回復ができなくなって、今度は眼科疾患になってしまうこともよくあります。このときはやはり、専門家に頼んだ方がいいと思います。目の疲れ(疲れ目)・眼精疲労は鍼灸適応症の一つです。特に目の周りの運動筋肉の調節機能低下によるものは鍼灸治療で良い効果を得られます。眼の毛様帯筋や調節機能の疲労の改善を目的に、眼の周囲および後頭部の筋緊張、圧痛、硬結などの反応がみられるツボに鍼灸治療を行われます。東洋医学の考えでは眼を連続的に使うと疲労しやすく、眼球の痛み、視力低下などの症状が現れるものを眼精疲労といいます。これは東洋医学の「肝労」に相当すると考えられます。眼精疲労が起こりやすいものとしては次のものがあります。目の使い過ぎによるものは、目への精血の供給に間に合わないためです。もともと精血が不足しているものはいっそう眼精疲労が起こりやすいです。精の不足と血の不足のため、鍼灸治療は強い刺激を避けて優しい軽刺激をあたえるといいと思います。
『NHK総合』出演
雑誌SPA~眼精疲労(目の疲れ)の鍼灸治療の記事
2002年5月21日発刊した週刊誌SPAに掲載された内容:
眼精疲労(目の疲れ)に鍼すぐ治る「一発!即効き!病院」体験記「眼精疲労」の鍼灸治療
頭痛までする眼精疲労を一撃!ほんのり温かくていい気持ち
パソコンの普及とともに増え続けている現代病、すなわち眼精疲労。軽い疲れ目程度なら、こめかみをグリグリとマッサージして気分転換のひとつもやれば済むが、疲れ目も度を越せば激痛となり、頭痛と相まって容易に治らなくなってしまうもの。
この眼精疲労を一撃で退治してくれる必刹技は中国鍼灸、すなわち「ハリ」。なんだ針か、なんて言わないで。眼精疲労における鍼灸の効果は、そりゃもう驚異的なんだそうだから。
「いやあ、どうしてこんなに効くのか、僕も不思議に思っているくらいです。」とは、「翁鍼灸治療院」の翁孟進院長。院長自身が首をかしげくらいなんだから、鍼灸恐るべし。実際に医学会でも鍼灸治療の有効性が注目され、西洋医学との併用でさまざま眼科疾患の治療に使われているという。
「白内障や緑内障など、目そのものの疾患なら、当然まずは眼科へ行くべきですが、眼科的に見て異常がまったくないのにツラい、という場合は、針は最も効きますね。ひどい人目の裏側まで激しく痛み、吐き気をもよおすほどですが、針をやったその場でスッキリするんです。どんなに重症の人でも2回通えば確実に完治します」
目の周りに針を刺すという抵抗感もあって、眼精疲労(目の疲れ)の治療に針を考える人はきっと少ないだろうと思う。しかし、聞けば聞くほど、世間に知られていないのが残念な気がしてくる。
そんな効くなら、というわけで、疲れ目程度の痛みで恐縮ながら体験役を買って出たものの、素直ってちょっと怖い。しかしまあ、怖いのも最初だけ。両目の周りに3本ずつ、それと手にも1本ずつ。
手の親指付け根にも、目に効くツボがあるらしい。針は髪の毛ほどの細さだから痛みもほとんどないし、使い捨ての針だから安心。こうして15分程度じっとしていれば、次第にほんのり温かくなってきて、気持ちよすぎて、寝てしまいそう。「いびきをかいて寝ちゃう人は多いですよ」と院長。やっばりそうなんですかな。だって気持ちいいもの」と私。カメラマンがいなかったら、本当にいびきをかいていたかも。
週刊誌SPA