頻尿
当の頻尿の鍼灸施術について
当鍼灸院は大勢の泌尿器系疾患の方よりご来院いただいております。院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした独自の鍼治療法を行っています。鍼灸の治療では、頻尿の背景にある原因を探り、正常にして、頻尿・尿漏れを改善していくことを目的にします。また、最近では細菌感染がないにもかかわらず、下腹部の不快感、蓄尿時の痛み、残尿感(尿が残った感じがする)が合併する膀胱痛症候群/間質性膀胱炎という病気の存在が明らかになっていますが、鍼灸治療で、下腹部の不快感や痛みなどを改善させることができます。免疫力や抵抗力などが低下したことによりものや心因性の神経性頻尿が鍼灸治療の効果が期待できます。鍼灸で体力と免疫をアップしていきます。または自律神経のアンバランスを調整して症状を改善されることをつながります。病院で検査を受けても特に器質的に異常が認められないけれど、トイレが近くて困るというようなケースはぜひ東洋医学の鍼灸治療をお薦めたいと思います。
東洋医学と頻尿
東洋医学の概念には、頻尿や尿漏れなどの排尿に関するトラブルは、水分循環に異常をきたす「水毒・水滞」によって生じる症状です。さらに、こうした原因を作り出すのが、水の状態を調整している五臓六腑、「腎(じん)」です。腎といっても、腎臓というひとつの臓器だけを指すのではなく、排尿・排泄、水分代謝、ホルモンバランス、記憶力などを総合した働きを表します。腎の機能が衰える「腎虚(じんきょ)」という状態になると、「水」に関する異常が起こってくるわけですが、その一つの症状が排尿のトラブルです。また、寒くなるとトイレが近くなるように、こうした排尿トラブルの根底には「冷え」があると捉えています。前述した「腎虚」も冷えによってもたらされることが多いことが分かっています。そのほか、血の滞りで生じる「お血」も腎虚に関わることがあります。
頻尿とは何か
頻尿とは頻繁にトイレに行く状態を指します。水分を過剰に摂取した時や気温が急に冷えた時はトイレに行く回数が増えますが、そういう場合を除いて一日に10回以上トイレに行くような場合が当てはまります。また、日中はそうでなくても夜間に2-3回以上尿意を催して起きなければならない場合も頻尿といえます。トイレにすぐ行ける環境であればそれほど問題はありませんが、出先やトイレに行くことができない状況では大変不自由を強いられます。多尿とは一日の尿総量が多い症状で、3リットル以上ある場合を言います。
頻尿の原因
引き起こす原因疾患として、下部尿路(膀胱以下の尿の通り道)に障害がある場合や脳梗塞や脳腫瘍などがあります。下部尿路疾患では、例えば膀胱炎では他に血尿、細菌尿などの諸症状がありますが、腎臓で生成された尿が少しずつ膀胱に貯留していくときに、通常ならばまだ容量があるにもかかわらず少量溜まっただけで尿意を催してしまいます。他にも前立腺炎や尿管結石、膀胱がんなどの疾患によっても膀胱がうまく機能せずに頻尿になります。また、緊張しているときなど、精神的なことによる(神経因性)場合も比較的多くみられます。
多尿を引き起こす原因としては、脳の下垂体または飲水中枢の障害、腎臓の尿細管の障害、糖尿病、また心因性の飲水過多、単純な水分の過剰摂取などが考えられます。
頻尿の対策
水分の摂りすぎない
人間が1日に必要な水分というのは体重などによって個人差がありますが、おおよそ1~1.5L程です。水分の摂りすぎは頻尿の原因になってしまいます。頻尿対策として極端的に水分を制限するもも問題です。何事も適量が大切です。
過動性膀胱の対策
小さなころから尿意を我慢することがほとんどなかったりすると、頻尿になってしまう可能性があります。
お茶などはほどほどに
コーヒーやお茶に利尿作用があることはよく知られていることですが、多く飲み過ぎると頻尿を助長してしまいます。
体を冷やさないよう
体が冷えたり外気温が低かったりすると、トイレにいく回数が増えます。体を冷やすことは健康に悪い影響を与えているということです。
気分転換を
ストレスや不安など心因性のものが原因になって頻尿が起こることがあります。不快な気分を転換したり、趣味を変えてみたり、好きな音楽を鑑賞するもいいです。
翁鍼灸治療院へのアクセス
鍼灸院の住所は東京都世田谷区経堂2丁目3ー1 木津ビル 4F小田急線経堂駅北口から徒歩30秒です。治療院は四階で一階はケンタッキーフライドチキンです。
電車ご利用のかたへ:
新宿から小田急線で急行12分 ・ 準急・各駅停車12~20分です。
平日の夕方18時以降(下り)小田原方向への急行は経堂駅に停車しませんのでご注意ください
車でお越しのかたへ:
当院には駐車場はございませんので、お近くのコインパーキングなどをご利用ください。
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当鍼灸院は完全予約制となっております。
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