おうしんきゅうは鍼灸院

寒滞とその症状

「寒滞」とはなにか
不妊と東洋医学 冷たいものが体に溜まっています。冷え性とも言います。東洋医学では体が冷えてる「気」も「血」も流れが悪くなります。特に骨盤内器官が冷えると生殖機能を低下させ、不妊症の原因になっていることが非常に多いと考えています。更に、子宮筋腫や子宮内膜炎・子宮内膜症、黄体機能不全などの着床障害による不妊症、無月経や希発月経などの排卵障害による不妊症なども、その原因をたどると冷え性という問題に行きつくことが非常に多いとされています。

寒滞が起こりやすい症状
女性ホルモンや自律神経がうまく働かなくて、体温調節がちゃんと出来なくなったり体の血流が悪くなっています。冬で寒くて、手足が冷たく感じるのは普通です。夏でも、手足が冷たく感じる人が冷え症です。

  • お腹や足が冷えている
  • 寒さに弱い
  • 温かい飲み物を好む
  • 冬は寝るとき靴下を履くほど足が冷たい
  • トイレが近い
  • 顔色が青い

寒滞による症状と不妊日常生活

寒滞タイプよくでる症状

  • 一般的に体温が低くて高温期がなかなか上がらない
  • 下半身が強く冷えた感じになる
  • 足に浮腫みやすい特に夕方
  • 生理が二日目から急に増えることがある。だらだら数日続く
  • 冬になると足先が冷たくて寝つきわるくなることもある。
  • 下腹部やお尻冷えやすい

寒滞体質を改善するため
日常生活:
冷えと東洋医学 冷え症を改善するには、まずはカラダを温めることから始めましょう。例えば、露出度の高い洋服を着ていることが多くないでしょうか?また、素足に流行の細身のサンダルをはくことが多くなってきていませんか?冬が近くなっても夏場とそれほど変化のない格好をしている人が多くなってきました。仕事場や自宅ではエアコンが完備され、薄着でいる人がいることでしょう。 そして、食生活はいかがですか?食材にはカラダを冷やすもの、あるいは温めるものがあります。食材をうまく利用して、その季節にあった食事をするようにします。

鍼灸治療
鍼灸治療は冷え性の症状が改善されます。特にお灸で冷え症に対して効果がすぐれます。

健康な人の月経

月経の周期が正常であること
正常月経周期とは、月経の開始から次の月経開始の前日までの期間の長さをいいます。正常な月経周期とはその期間が25日以上38日以内に入っていることをいいます。ですからぴったり30日でなくてもその範囲内であれば正常なわけです。

月経の量が正常であること。
月経血の中にレバーのようなかたまり(凝血)がまじっているのは月経血量が多い(過多月経)サインの一つです。またちゃんとした食事をしているのに貧血といわれるのも月経血量が多いためであることがあります。逆に月経血の量が極端に少ないのを過少月経といいます。

月経の持続期間が正常であること
正常な月経の持続期間は3日以上、7日以内とされています。ですから2日で終わってしまうとか、8日以上続くのは、問題なことがあります。

月経痛などの随伴症状が強くくないこと
通常、月経中に腹痛や腰痛、頭痛、悪心などの症状は多少はありますが、日常生活に支障をきたさないのであれば正常です。一方これらの症状が強く、日常生活に支障が出たり治療を必要とする場合は月経困難症といいます。

月経終了(閉経)の年齢が正常である。
日本人の閉経の年齢は平均50,5歳と言われています。その前後5年ずつ、つまりほとんどの人が45歳から55歳までに閉経になるこの時期を更年期といいます。

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