インポテンツ
インポテンツ(勃起不全・ED)と鍼灸
当鍼灸院は大勢のインポテンツの方がいらしています。伝統的な鍼灸治療法により良い効果が得られます。当院では院長の翁孟進が長期間の臨床経験と研究で生みだしたインポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)の鍼治療法を行われています。インポテンツの方にとって常に一番よい治療をご提供いたします。機能性と器質性に分かれますが、機能性が9割近いと言われています。その原因は精神的なものが多く、それが鍼灸治療の主な対象となります。鍼灸治療で高い有効率が見られます。
中国針灸歴史のなかではインポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)について古籍医学書『難経』2000年前という本の中に記載があり、現代中国では針灸を使ってインポテンツ治療の報告は、もっとも早いもので1935年です、しかし、大量の臨床例が観察されるのは1950年代以後からです。治療法についても、例えば下腹部や仙骨部のツボが主に使われています。鍼治療の以外のお灸も積極的に使います。身体を暖めて循環をよくして、体質改善を中心とする治療が行われます。
機能性インポテンツについては現代医学では主に心理療法によって治療していますが、その効果は理想的なものとはいえません。器質性のものは解剖的な原因や他の疾患によって起こります。器質性の原因となった病因を取り除くことが主となっています。
インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)とツボ
インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)の鍼灸治療床例や臨床経験の面から、機能性のインポテンツの鍼灸治療の有効率は70%以上となります。インポテンツ(勃起不全、ED・勃起障害)治療に使う主なツボ:気海、腎ゆ、次りょう、関元、中極、三陰交、曲骨、命門などに、鍼とお灸を併用することもあります。
中国医学とインポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)
中国医学では老化や精力の不足を「腎虚(じんきょ)」と呼びます。生殖能力を司る「腎」の力が不足することで、精力が減退すると考えられてきました。それを改善し、腎気が回復させていくうちに、興奮もスムーズになります。体質が弱いかあるいは老化の早まり、また悩み、ストレスなどによって循環が悪くり、血流が滞ることによりこのような症状が出ると考えられています。インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障)は悩み事が多いことも原因の一つで、悩みもまた精を不足させるのです。血管の詰まり、美食や脂っこいものを食べている人は血管に脂肪の塊があることで流れがせき止められています。宗筋(陰茎の筋肉)が栄養されなくなって緩み、陰茎に力が入らず立たなくなり、セックスの際に硬くならないと考えています。鍼灸治療でこういった症状を取り除くことによって、症状が改善されるわけです。
勃起不全・ED・インポテンツとは
インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)とはED(erectile dysfunction)勃起不全あるいは勃起障害のことです。つまり、勃起できない、または勃起しても持続しない症状を言います。インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)は男性に性的欲求があっても、陰茎が勃起しなかたっり、勃起の程度が不足するため正常な性生活が営めない病気の一つです。インポテンツ(勃起不全、ED、勃起障害)はストレスなどの「精神的なもの」とあきらめている方は多いようです。確かに精神的な原因もありますが、生活習慣病(糖尿病、高血圧症、心臓病など)うつ病、薬物治療、手術や外傷などもインポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)の要因になります。年齢を重ねるごとにedになる確率は高くなっていき、50代以上の日本人男性の、実に5割以上がインポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)の悩みを抱えています。西洋医学との組み合わせにより相乗効果が認められています。インポテンツ(勃起不全・ED・勃起障害)の主な原因
- 血管や神経の障害によるもの → 抹消循環障害、末梢神経障害等
- 生活習慣病によるもの → 糖尿病患者・高血圧患者・高脂血症患者等
- 精神的なものによるもの → 不安、ストレス、うつ症状、トラブルなど
- 手術や外傷によるもの → 前立腺がんや直腸がんの切除術・交通事故など