先週土曜日、健康月刊誌「日経ヘルス」の取材を受けました。テーマは「足マッサージ」です。

足マッサージは大きく分けると足裏マッサージと足ツボマッサージがあります。その違いについて簡単にご説明いたします。

足裏マッサージ

足裏マッサージはリフレクソロジーとも言います。足裏に全身の臓器や器官が投影されている「反射区」という考えで、その「反射区」を指や棒などを使って刺激することで、それに対応する体の各器官が活性化し、健康にいいと考えられています。よく町中にみられる英国式リフレクソロジーや台湾式足裏マッサージで行っております。学会認定資格はありますが、国家資格は必要ありません。

足ツボマッサージ

足、つまり下肢の全般にわたってマッサージすることです。「ツボ」の刺激によって気の巡りをよくして不調を改善するといわれてます。鍼灸マッサージ指圧院等で行っているリンパマッサージや指圧などになります。通常、あん摩、指圧、マッサージ師の国家資格者が行っております。そもそもツボとは何か?いわゆる「ツボ」とは伝統的な中国医学を基盤とした東洋医学の健康療法です。人体の『気』の通り道」を経絡(けいらく)といいます。全部で14本の経絡と約365個のツボがあります。電車の線路が「経絡」で駅が「ツボ」とイメージするとわかりやすいと思います。その経穴(ツボ)を指圧したり、鍼灸で刺激を与えることによって「気」の巡りを促して健康的な心身作りをサポートしようというのが「経絡経穴のツボ療法」です。