おはようございます。

9/26(火)は通常通り診療いたします。

本日の診療受付時間は、以下の通りです。

午前 9:30 ~ 12:30

午後 14:00 ~ 18:00 

 

以前いくつか気の種類について説明させて頂きました。今回、最後に「元気」についてご説明いたします。元気は「原気」「真気」とも呼ばれ、名前の通り生命活動の源となる気です。現代医学でイメージするならば、気は「エネルギー」です。気は目に見えないものなので分かりにくいですが、東洋医学でイメージするならば「風」をイメージしてください。元気が他の気と異なる点として、両親から受け継がれる先天的の気であるのがポイントです。生きてゆく中で消費され、発育や成長に大きく関与します。元気は先天の精(父母から受け継ぐ精気)が変化してできた腎中の精気(人間の生命現象・生命の全てを支える根源)です。後天的(生まれた後)には水穀の精微(飲食物)によって養われて三焦(五臓(肝、心、脾、肺、腎)と五腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱)を通して全身に運ばれて行きます。生まれつき体力があり活気に満ちている子は、両親から十分な精気をもらったと考えられます。強い子も病弱な子も生まれた後は食事から補うことが必須ですので、なるべく好き嫌いせずバランスよく食べることが重要です。

 

翁鍼灸治療院 スタッフ