『支笏湖畔にて』 水彩画 F2号
鍼灸の患者で石橋様に新作を飾って頂きました。
今回は水彩画、旅先での一枚の様です。
いつも素敵な絵を楽しませて頂き有難うございます!
【作者コメント】
10月初旬、北海道の支笏湖に行きました。秋も深まり晴天に恵まれましたが、風がとても強く、湖は終始波立っていました。湖畔から見える樽前山(左)に登りました。山頂は、直径1.4㎞もある大きな火口で、真中に黒々とした溶岩ドームがあり、白い噴煙を上げています。 火口の縁に立てば、360度見晴らせる大展望が広がっています。その縁につけられた登山道を歩いていくと、左手には噴煙を上げる溶岩ドーム、右手には遥かにに広がる裾野の先に、支笏湖の青い湖面が見えます。裾野へと下りかけた時、西の方から黒い雲がわいてきてさーっと雪が降ってきました。雪は10分ほどして止み、また青空がひろがりましたが、山の冬がすぐそこまで迫ってきていることを感じました。