先月、鍼灸院の休日は話題の鳥獣戯画を見に東京国立博物館に行きましたが、大混雑のため諦め、常設展にいきました。徳川家康没後400年ということで、あらゆる博物館で徳川ゆかりの品の展示がされているようです。そして、上野国立博物館では……重要文化財である徳川四天王  榊原康政の黒糸威二枚銅具足が展示されていました。見よ!我が三鈷剣を!!

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と言わんばかりの立派な前立、金蒔絵の這龍、立波紋があしらわれている立派な甲冑に魅了されました。当時、榊原康政が眺めた甲冑を400年後の現在眺めることができ、ロマンを感じる良い休日になりました。ちなみに、この時代の鍼治療は[御園 意斎]という人物により、金や銀の鍼を木槌で叩いて打ち込む【打鍼術]】発案され、日本独自の鍼灸治療が行われていました。想像するとかなり痛そうです。。現在、鍼治療で多く使われている、鍼を管に入れトントンと指で叩いて刺す【管鍼法】は江戸時代に[杉山 和一]という人物により発案されました。この杉山 和一は、五代将軍・徳川 綱吉の病を治療したことでも有名です。

そして、鳥獣戯画展は終了目前の先週三時間以上待ち、根性で見てきました。笑
スタッフ 高柳