突発性難聴とは
突然に生じる一側性の難聴、耳鳴、めまい、耳閉感などである聴力低下の程度は、全然聴こえなくなる重症例からなんとなくつまった感じがする軽症例まで様々です。現在、治療法が確立されていない難病で厚生労働省が指定する特定疾患のひとつでもあります。突発性難聴では内耳の聴神経細胞(マイクロフォンのような役割をするところ)の障害によって起こる。原因ははっきりまだわかっていませんが、考えられるのは過度のストレス、過労、睡眠不足、心労などにより内耳を流れる血管が細くなり、聴神経細胞への栄養が足りなくなり、また、糖尿病、高血圧、中耳炎などで起きることもあります。