頚肩腕症候群とはなにか

頚肩腕症候群とは首から肩、腕への痛みや凝り、シビレなど様々な症状を総称した診断名です。最近では、これらの中から胸郭出口症候群や、腕の神経絞扼症候群が、それぞれ独立して名づけられるようになりました。鎖骨や肋骨周辺の筋肉が血管や神経の通り道を圧迫し、肩甲骨周辺や腕・手指にしびれやだるさ、痛み等の症状を起します。酷くなると筋力や握力の低下、特定姿勢時だけに症状が悪化し、生活や仕事に支障をきたします。頚肩腕症候群の誘因としては、女性では20~40代に多く、なで肩の人で頚部周辺の筋肉の発育が悪い人、交通事故や頚椎の変形が著しい人などが考えられる。さらに、コンピューターの普及にしたがって、長時間作業によって症状が誘発されるため、頚肩腕症候群は職業病的要素もはらんでいる疾患と思われます。また西洋医学では痛みに対して、痛みの悪循環を改善するために非ステロイド系抗炎症剤や筋弛緩剤などを使用し、頑固な症例に対しては神経ブロック療法も行われます。

頚肩腕症候群の主な症状

  • 頚肩から上腕、前腕、手指にかけての連鎖的な痛み、脱力感、冷感、しびれなど。
  • 背部痛 肩、項部、肩甲骨間部などの凝り、こわばり。
  • 後部頚交感神経症候群、たとえば頭痛、後頭部痛、項部痛、めまい、悪心、眼精疲労。
  • 血管運動障害などの指の蒼白、チアノーゼ、冷感、痛み、感覚異常。
  • 精神神経症的訴え、つまり精神作業力の低下、不安、うつ的傾向。

頚肩腕症候群の主な原因
としては、肩周辺の筋肉の疲労です。肩周辺には僧帽筋、肩甲挙筋、菱形筋、棘下筋などの筋肉があります。これらの筋肉が常に緊張していると、筋肉が収縮して硬くなり、血管が圧迫されて血行が悪くなります。痛みやこりが起こります。痛みなどがあると、筋肉を動かさなくなるので、余計に筋肉が収縮して痛みも悪化させてしまいます。
なで肩の人や首が細く長い人は、首や肩周辺の頭を支える筋肉が弱いことが多です。頚肩腕症候群は男性よりも女性に多く起こり、頭を支える筋力の強さ弱さも影響してくると考えられます。運動不足により筋力が低下している人も痛みやこりが生じやすくなります。ストレスや精神的な緊張でも痛みやこりが生じやすくなります。

頚肩腕症候群の鍼灸治療法

東京都世田谷区の治療院 当院は頸肩腕症候群に対して鍼灸治療を積極的に取り込みました。運動疾患の中で得意な分野の一つです。鍼の特有の鎮痛作用を生かして、痛みや痺れは鍼灸治療は効果があがっています。特効のツボに鍼を打つことによって、痛みを柔らげることにより症状が改善さたり、完治したりすることができます。激しい痛みと痺れに対して鍼とパルス(電気鍼)を並行して治療を行うこともあります。慢性的な症状は鍼以外は温灸を使って患部を温めます。院長が長期間の臨床経験と研究で生みだした独自の治療法を行います。肩・首・腕などのツボを使って治療をし、神経を圧迫している筋肉の緊張をほぐし、炎症を除去するとともに神経根の圧迫を減らし、痛みや痺れの解消とその緩和ができます。手術をする前や適当な治療法がない場合は鍼灸を試してみる価値はあると思います。

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